採尿チューブに尿うっ滞の状態

男性もズボンの上から

採尿チューブにずっと尿がうっ滞し、停滞している。

女性もズボンの上から

採尿チューブが垂れ下がり、ループして。尿がうっ滞している。

車イスの後ろの蓄尿バッグ

蓄尿バッグより下に採尿チューブが垂れ下がり,尿が貯留し、うっ滞している。

車イスの後ろの蓄尿バッグ

女性もズボンの後ろから採尿バッグは出ているが、結局はバッグよりも垂れ下がり、尿がうっ滞している。

使用者の現状紹介

女性の事例:

ディケアに通所していた80歳台の女性は、小柄で大人しい方で、特に頻繁に採尿チューブをイジったりはしない方でしたが、何度も発熱したり、チューブ内の尿が混濁したり、尿路感染を繰り返し、抗生剤投与されると共に、膀胱洗浄を繰り返り返していました。

男性の事例:

ガンで,余命を宣告され、リハビリしても歩けないと言われながら、奥さんのいる自宅に帰りたいという思いで、車イスながら自力歩行も可能となり、自宅に退院し、日中ディケアに通所することとなった方です。初診の時から膀胱留置カテーテルと蓄尿バッグは、「痛いし、苦しいので、取りたい、取りたい」と訴えていた方ですが、在宅の主治医からは許可が得られず、装着を継続され、調子が良い時は車イスから立ち上がり歩いておりましたが、定期的な膀胱留置カテーテルの交換の翌日には、その侵襲による発熱し、ディケアを休まざるを得ない方でした。

介護・看護側の声


〇 長年訪問看護に携わり同じことを感じていました。先生の活動に共感される方が多いと思います。
こちらは自然に出てますよと言ってもムズムズしたんでしょうね。尿が出ない出ないという方もいました。
認知症の高齢者になると訴え方がわからず自己抜去を繰り返すことが多かったですね。オムツ交換の回数が減りご家族にはいい面もあってもそれ以上に興奮したり痛みを訴え続け睡眠不足になるなどマイナスの面が多い方も居たと思います。